冬のあったか家づくり　窓リフォーム♪

まずは窓の工事の種類があるかをみていきましょう。

1.ガラス交換

既存サッシをそのまま利用して、既存の窓ガラスのみを複層ガラス(ペアガラス・トリプルガラスなど)に交換する工事です。高性能な断熱ガラスに交換することで、冷気をシャットアウト。複層ガラスやLow-Eガラスがおすすめです。内窓工事でも窓の種類を選ぶことが可能です。

2.内窓設置

既存窓の内側に内窓を新設する、または既存の内窓を新しい内窓に交換する工事です。
既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付ける「内窓リフォーム」は、手軽で効果的な方法でリフォームで一番おすすめしている工法です。

３.外窓交換(カバー工法・はつり工法)

「外窓交換」は、住宅外皮部分にある開口部の建具のうち屋外から施錠できない建具の工事で、カバー工法・はつり工法の2種類があります。
カバー工法は、既存窓のガラスを取り外した既存窓枠の上に新しい窓枠を被せる方法です。
はつり工法は、既存の窓ガラスを枠ごと取り外して新しい窓に交換する方法。カバー工法と違い、外壁を壊して補修するためリフォーム費用がかかりますが、より高い断熱性能を得られるのが魅力です。

4.ドア交換(カバー工法・はつり工法)

玄関ドアも見逃せないポイント。断熱性能の高いドアに交換することで、家全体の快適性が向上します。
ドア交換も、カバー工法・はつり工法の2種類があります。１日あれば工事が完了するため、安心して工事が可能です。

どの窓リフォームがおすすめ？

断熱工事も色々な工事の方法がありますが、やはりリフォームで一番簡単にできるのが内窓の設置です。窓自体を取り替える工事は、工期も金額もかかってしまいますが（マンションですと管理規約で、取替が出来ないことが殆どです）、内窓工事ですと１窓につき30分～1時間で工事が完了するため、住みながらでも気軽に工事が可能です。
お家の断熱性能を上げるには、１ヶ所だけでなく全体の窓の工事をするのがポイントです。そうしないと、断熱をしていない窓の方へ空気が流れていってしまうため、こんどはそちらで結露が起きることがあるからです。
戸建の場合は玄関ドアも一緒に工事をするのがおすすめです。

断熱リフォームで解決できること

1. 暖房効率が格段にアップ

窓やドアの断熱性を高めることで、室内の暖かい空気が外に逃げにくくなります。一番体感しやすい効果で、エアコンをつける頻度が減ったとのお声も！

2. エアコン効率アップ

窓際の冷気が原因で起こる室内温度のムラを抑え、どこにいても快適な室内環境が整います。気密性もアップするため、少しの暖房で効率よくお部屋を暖められます。結果、光熱費の削減にもつながります。

3. 防音効果の向上

内窓にすると、音も通しにくくなるため、防音効果もアップ。外の騒音を軽減し、より静かな生活空間を作れます。小さなお子様のいるご家庭や、隣との距離が近いマンションにもおすすめです。

4. 結露の防止

断熱性能が低い窓は、結露が発生しやすく、カビやダニの発生源にもなり得ます。気密性の高いマンションで特に多く起こります。２重窓で窓と窓の間に空気層を作って内外の温度差を減らすことで、結露の防止に。健康的な住まいのためにはぜひ窓リフォームを。

5. 紫外線カット

室内にいても紫外線対策が必要だと最近は言われています。ガラスにUVカットの効果があるものを採用すれば、紫外線対策に。お家も床や畳の日焼け防止にもなるため安心です。

6. ヒートショックの予防

10度以上の気温の差でヒートショックの危険があります。ひやっとした洗面所から暖かいお風呂は非常に危険です。窓まわりの温度差を減らして健康的なお家づくりのためにも窓の断熱をしっかりと行いましょう。